鴨川にあこがれる日々

気持ちが強いほうのブログ

研究テーマとか

B3の研究テーマどうしたいかみたいなゼミに出た*1。全体的に流行りものを選んでいる気がしたので、なんでかなと思って考えてみた。

卒研生だと有名な国際会議・論文誌をそもそも知らないので、適切な指示がない限りは、日本語で得た情報が元になって検索をしたり考えたりする。そうするとQiitaや日本語Twitter、日本語ブログで流行ってるネタになるのではないだろうか*2。そういった研究のラグは、その日本語記事の公開者にもよるがひどいと数年、良くて数週間くらいある*3。こういった研究ネタは見栄え・デモが分かりやすかったり*4、話題に上がるだけ性能がよかったりするので、卒論研究として価値がありそうに思え、良いテーマに見えるかもしれないし、面白そうに見える。だから卒研生に選ばれるのかなと思った。

学生にはちょっと考えてほしい*5、そういった論文は世界中の人が読んでるわけだし、日本人の論文でないならば、(ネットだけど)海越えて来てるわけなので、世界規模で考えると有名な理由がある。例えば、その分野の権化みたいなグループが出したり、性能が極めてよかったり、noveltyが高かったりなどである。そうすると、有名グループなら拡張なり新しい問題設定なりの次弾が装填されている状態である可能性が高いし、手が速く計算環境があるようなところがすでに試行錯誤をしている*6レッドオーシャンである。卒論を出す頃には、どこかがコンフリクトし、意味の薄い研究ができてしまう*7

オチはない。Twitterで見たが、とりあえずトップカンファレンス過去数年分読んでみるのがいいと思っている*8

*1:4月から別の大学に行くのにまだゼミ出てくるの老害では?とか思われていた気もする。ごめんなさい

*2:自分もそうではてなあたりでバズってたword embeddingがテーマだった

*3:例えば、国際会議の投稿と同時にarXivで出てから、査読を経てトップカンファレンスで発表され、日本語の読み会なりブログで日本語の情報が出るまでだと半年以上の差が開きそうである。だからarXivを読めと言っているわけではない

*4:king-man+woman=~ queen! 、neural style transfer、seq2seq、GAN、VAE、...

*5:ついでにいうと教員も赤いやつはやる前にとめてほしいのだが…

*6:GPUが複数人で1個とか、「このデータ動かすにはAWS使うしかないですね」「科研費で使えるかな…ちょっと事務に聞いてみましょう」「(数日経過)」みたいでないなら別なのかもしれないが…

*7:卒研は体裁さえ整っていればnoveltyを問わないという方針を除く

*8:修士でトップカンファ通すような人たちの中で複数人が言っていた。事実(?)、私はそうしてなかったし、現に通せてない