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鴨川にあこがれる日々

軽い技術っぽい記事かいてます

公共図書館のこれからを考えるワークショップ前半の記録

min2-flyさんが当日いらっしゃらなかったのでまとめて見ます.
どうなるのかしら

全文nozawaが作成しました
以下のイベントの当日の記録をnozawaが聞き取れた,理解できた部分を掲載しています
当日のTwitterのまとめをさくせいしたかたもいらっしゃるのでそちらも合わせて参照下さい

事実と異なる点が有りましたら指摘のほど宜しくお願いします.

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公共図書館のこれからを考えるワークショップ(HP)
会場:筑波大学春日エリア 情報メディアユニオン1F
主催:筑波大学知的コミュニティ基盤研究センター,図書館情報メディア系
2013年2月22日13:00 ~ 17:30

ハッシュタグ:#kpw2013
ARGさんがトゥギャりました

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1.図書館情報メディア研究科系長のあいさつ

これから従来の図書館の形は当然変わってくがどうなるのかは自明ではないが、それを改めて考えるという会にしたい.
先進的な取り組みを紹介し具体的な事例を今回のワークショップを通して知ってもらう



2.趣旨説明 市川恵理先生

知識基盤社会 - 中央教育審議会で定義された社会(2005

知のサイクルとは?
知の欲求(知りたい,問題を解決したい)→知の獲得(調べてみる)→知の活用(社会での実践)→新たな知の創造(気になっていたことの答えが見つかる,新しい問題発見)→新たな知の発信(創造した知の発信をしたい)→知の欲求→…

知の循環型社会において個々や社会の知的活動のサイクルを支援するには誰でも使え、身近にあるプラットフォームがあり、専門家がいる
このプラットフォームに近いものは図書館である

知識創造や発信が求められるが既存の図書館では提供、組織化はすでにできているため創造した知識を共有する機能が必要,知的広場としての図書館をしかし、あくまでも図書館は核として体系的に知識基盤社会を形成する



前半のプレゼンタは25分
先進的なサービス例として図書館から報告.

3.「秋田県立図書館の挑戦/秋田県立図書館:山崎 博樹さん」

秋田県立図書館(リンク)


秋田県立図書館のキーワード

  • 連携
  • デジタル
  • ターゲッティング
  • (無料)

簡単な概要

  • 平成5年秋田県立図書館新館開館
  • デジタル・アーカイブ

 平成8年から取り組んでいるため比較的早い段階で取り組んでいる

 市町村へ出前研修会

  • 機関・団体との連携,交換展示


子どもが使う絵本のコーナーはあきたこまちの籾殻でできたカーペットを企業と共同開発

図書館の備品のデザインを提供し使う
共同開発した成果をコーナーを使って紹介

佐藤錦というさくらんぼを図書館のレファレンスを利用して高級ブランド化した.
クイーンブラッド:リンク


母親がよく読む資料を子供のコーナーと近づけて子どもを見つつ資料を見る

ことができる配架し
AV資料で配架せずにコーナーでまとめないように,横断的に配架している
フロア:リンク
#(#以下はnozawaのコメント)フロアマップからはよくは分からなかったが,

大型本と豆本が一緒においてあるのは見ていて面白そうです

子育て支援のコーナーでおもちゃや製品を展示して図書館ぽく見えないようなコーナーを展示している
10近くの展示コーナーがあり,1ヶ月ごとにすべてを1回で変えるので前日から準備をしていて,利用者にあきさせない工夫

企業のスポンサーのチラシやパンフをまとめて配置
現在24社のスポンサー

今後は図書館でスポンサー同士を結びつけるビジネスカフェを開く予定もある


デジタルアーカイブの簡易検索の画面でキーワード遷移してきたサイトのメタデータを使う
美術館などの他の施設と連携してデジタルアーカイブシステムを運営コンテンツは随時増やしていくそうです.

事前に下見などを行うが、県立図書館員や学校職員などが当日は2時間かけない程度で無料で一気に学校図書館を改善
改善例は手に取りやすい調べ学習がしやすい形式や図書が見やすいように配架するなど
学校図書館と同じ地域の市立図書館か,県立図書館のHPから申請することができる,今は市立図書館を介してくる場合が大半

  • 打って出る図書館

県立図書館職員が公共図書館無料で出向いてセミナーなど


機関や企業連携でコンテンツを増やす
図書館の集客が多いから

他県との交流も盛んで奈良県鳥取など他5県と交流をしている
資料交換:4000人の集客ができた


ボランティアで図書館コンシェルジュとして短大生に協力仰ぐ

図書館で地域のコンサート
発表する場,公表する場としての図書館を使ってもらう
企業などとの連携で外部に図書館が何をやっているかを知ってもらう


電子書籍のサービスも開始している
常時500名が利用していて若者ではなく、お年寄りのほうが利用率はある.
iPadを購入する方も出てきた



紹介したサービスはほとんどかけていないが既存のもので行った
お金ないのは企業は知ってるからお金くれるしそれだけ
win-winになる

#外部の企業と連携できるのは県立図書館や話題性のある図書館や地域で
#そうでなければ難しいのでは.


4.「図書館員コミュニティの効用/笹沼 崇:ゆうき図書館 副館長」
2004年開館
ゆうき図書館:リンク

茨城県結城市

複合施設の図書館
いままでにない図書館
大学図書館司書が市に呼ばれて副館長を務めている
市のほうから新しい図書館像を作ってほしい、というオーダーを受けた
開館時のスタッフは公共図書館に勤務した人がいない

結城市は本屋さんが少ない自治体
地方の雑誌なども積極的に収集している
出版会社との共存を目指す
書店員、編集者が書いている本のメルマガ(三省堂がルーツ)印刷して製本する(電子媒体のディバイスがないと読めないから)
図書館の人も書きなよってことで副館長が連載記事もあります
版元ドットコム
ず・ぼん」:リンク



結城市は蔵などを古いものが観光としてがあるのにゆうき図書館は金属的でどうなんだろうとおもったが
例:埼玉の小川町立図書館のような蔵っぽいものにしたらどうなったのか
小川町立図書館:リンク

しかし、市から与えられたものでしか運営することができない


システムをパーソナライズしないとOPACのように平坦なサービスではいけないのではと、考えた
財政の問題でシステムを導入できなかったけど「ズ・ボン vol.14」のほうで座談会を掲載した
せっかくの構想を誰かが利用してもらいたい
システムの話し合いや勉強会を通じてスタッフ全体で勉強会する空気ができたが勤務時間の関係で全員参加は難しいのでGoogleGroupでディスカッションすることに

だが、当館だけではもったいないので一般に公開してしまおうということでできたコミュニティができた
公共図書館Webサービス勉強会
詳しい話がこちら

http://www.pot.co.jp/asayake/20100507_114559493917798.html


現在は40館近い図書館の図書館員60名が参加している



実務の人と先端の研究している人をいかに結びつけるか
市町村立のカウンターは概ねパートで一般の方にはその人達が図書館司書のイメージ
勉強会など無理に多くを求めてしまうのはいけないから、メーリスを運営


イベント棚をつくる(テーマ図書のようなもの)
テーマをOPACでヒットしたのではなく内容を読んでキャプションを司書が書く
図書館員なんてだたの作業員ではないか.といわれないようにアウトプットには手を抜かないようにしている


次回にイベント棚はMULUに震災関係の図書のキャプションをつくってもらいそれを展示



予算人材などのリソースは減っている
図書館は競争はないがあるわけではない
震災関係で仙台とつながりができたりしたがただ震災当時は、茨城県の図書館が大変なことになっている場所もあったが情報が入って来なかった
震災関係でワークショップ形式の勉強会を茨城県図書館協会

#市の予算の事情でイベントが何回か頓挫用に感じる


5.「潮来市立図書館の取り組み:潮来市立図書館長船見康之さん」
リンク

茨城県の東南に位置
廃校になった学校をリフォームした図書館


指定管理者制度シダックス大新東ヒューマンサービス株式会社:リンク


職員は総勢17名(15名が職員、2名清掃員)

雑誌スポンサー
雑誌の購入代金を事業主に出してもらい配架時に雑誌の表紙にスポンサーの

会社名、雑誌をとるとそこには会社のチラシがある
スポンサーが付いて分図書購入費は浮くわけだが、その分指定管理者の利益にするわけではない.

  • 図書館活用講座

図書館の使い方や身の回りにあるもので図書を修理,修繕する方法に関する

講座を開講
小度に対しては調べ学習の支援をして自由研究に困ったら時、図書館が支援
Twitter講座は参加者の50代が大半でアプリをインストールするところから始める.

第一期が昨年終了.

1日体験ではなくほど全10回に講座を開講
司書のエプロンやバックを用意
講座が終了してからもボランティアに参加してもらったりなど、子供司書によるイベントや司書体験だけでなく図書の推薦なども行う.

司書講座の状況を保護者に郵送し参加者本人だけでなく家族にも参加してもらう

学校巡回貸出事業:6つの小学校と4つの中学校を対象として選書をして支援する規模としては大きくはないが各学年に応じて図書リストを作成するため100近いの図書になる
市内の1年生に読書ノートを配布して読書支援
学校図書館には選書の相談や学校図書館の整備のお手伝い
学校図書館の蔵書で痛んだものを市立図書館が修繕する

  • おもしろ理科先生派遣事業

出前講座で化学実験だけでなく図書の紹介もする
・無料と有料のどちらもある
親子で参加するケースが多い
今後は一般向けもでもできないか模索中
筑波大学の教授も!

リンク
(鹿島アントラーズ)
http://www.so-net.ne.jp/antlers/)

郷土史コーナーに鹿島アントラーズを設置したがぱっとしなかった
せっかくだから固有のコーナー設置
すでにJリーグのチームとつながりを作った取り組んでいた川崎市図書館の方に聞いた
川崎市立図書館:リンク


コーナーのグッズで足りないものは館長さんが自腹で購入したもの館内展示

図書館海援隊

http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/kaientai/1300123.htm
当時は有志5名で立ち上げgoogleグループで勉強会
Jリーグのつながりがある図書館がいたことからほかの図書館もJリーグのチームとやりたいという声が出た
現在では33チームが図書館と連携(全40チーム)
違うスポーツとも連携を図っていく
海援隊サッカー部に関してはTwitterFacebookで情報発信
図書館雑誌にも関連記事があるとのこと

#職員のモチベーションのキープが大変そう
#どういうふうに工夫されているんだろう

6.武蔵野プレイス
リンク
#外観が面白い
地下3F地上4F建て

有機的な一体化,公共施設の縦割りの弊害への懸念から指定管理者制度の採用

一体的な管理することで、あくまで理想ではあるが、付加価値がついた情報をサービスができる
一体的な管理運営するため、利益を狙っているわけではないのでbetterな選択として指定管理者を導入
職員は各部署に属しているのではなく建物一個に所属している気持ちで務めることで部署を超えたサービス

来館者数はまだまだ増している
分館にもかかわらず本館よりも来館者が多く,年間140万人(#プレイス全体なのか図書館だけなのか)
吹き抜けがあり従来の図書館よりも音が聞こえて気やすい
図書館の利用者の中では,少し音が着おけると,落ち着く,という方もいたそうです
3FのワークラウンジやB2Fのスタジオラウンジで多様な方が同じ空間で作業.
CO2濃度が高くなりすぎることもあったそうです.

図書館の話は時間の関係でそこまで触れられませんでした.

目的もなく立ち寄ってもらえるような施設になりたい



7.瀬戸内市まちづくりと図書館
〜持ち寄り・見つけ。分け合う広場を目指して〜嶋田学さん
リンク


まだ完成していないこれから作る図書館
市内に小学校が10校
中学校が3校

貸出が増えても学習支援ではどうなの?
またそれがどの程度身に着けているのか

持ち寄り
 市民が「暮らし」「仕事」「学び」「楽しみ」「生きがい」などの「必要」を持ち寄る
見つけ
 図書館がそれらに応えるの資料,情報,事業を別の市民が必要だと見つけ
分け合う広場
 市民がこういった機会を分かち合う「広場」を図書館が目指す

館長候補を基本構想を考える段階から採用
#普通は結城市みたいに図書館ができてから館長や職員を呼ぶんだろうか?

移動図書館
せとうち丸号
高校の美術部にデザインしてもらった
車自体はほかの自治体から譲り受けたもの

  • 市民の考えを入れ込もうと「としょかん未来ミーティング」の開催

としょかん未来ミーティング:リンク,過去の記録もあり



ワークショップ形式で開催
多様な属性の方をよんだり、子供を呼ぶ意見を公募したこどもたちからきく
アンケートでどんな図書館がほしいのかを市民の意見を集める



学校図書館マネジメント
読書の推進やイベントではなくもう少し専門的な部会ごとに分かれ、実践報告会などを活動運営支援を行った


郷土学習
現在の郷土資料館を壊して図書館を建築するがもともとの郷土資料館の働きを図書館でもできないか

塩の文化など瀬戸内市の歴史文化を本と結び付けられないか
本と歴史資料を一緒に展示


#量的質的にも市民の声を取り入れていてすごい



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まとめ?
まず記録として書くのは難しいし人に向けて書くのは一層
散文になってしまったこと申し訳なく思います

各自治体もお金がないなかいかにして資金を得るのかを工夫していた
どこもつながり,というキーワードが出ていた.本当に?
資金がない中で職員にこれだけの業務をさせるのはすごい,
重役のかたがキャラが濃いと図書館も濃い印象を受けました.